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2024年06月23日(ももやん) 未来の水素マシーン(Hydrogen Generator) FUTURE STORY 水を硫酸ナトリウムで電気分解すると水素と酸素が発生する。と、言う事は水素と酸素が結合すると水になる訳で、その水は一度結合した水は、その後酸素に触れても水は水のままである。水(H2O)→水素分子が2つと酸素原子1つで2H2+O2となり、化学反応の結果2対1の水は2対1+1のように更に結合する水は存在しない。つまり、自然界の法則は変えられないと言う事である。それらを踏まえて考えると、例えば水を製造するには自然界では、いとも簡単に作るけれど、人工で水を作るのは熱エネルギーを要する。それは水素も酸素も同じ事で、物質の製造には熱エネルギーを要する事が言える。 そこで、水(一般的な自然界の水)を人工的な熱エネルギーを一切利用せず、硫黄ガスと海水をそれぞれ化学反応させて水素だけを取り出し、酸素は自然界に放出して、更に水を作り出す循環式ECO水素発生装置の実用化に向けたある企業のエネルギー開発(ECOHG)に着目してみたい。 具体的にこの装置は、自然界の水を、もう一度酸素と結合させて水素だけを分離させるという、化学式を覆す画期的な方法である。つまり、一度、水になった水は酸素に触れても水は水の概念や常識を変えると言うのだ。しかもこのマシーンは地球の大気、つまり窒素と約2割の酸素で構成されている空気の成分を、人口熱エネルギーを使わずに水素以外の必要のない酸素2割を大気に放出して自然法則を維持すると言うのだ。 例えば、飛行機のジェットエンジンは、フアンローターから入った空気を圧縮させ、ジェット燃料で燃焼してタービンを回して、圧縮された燃焼ガスで推進力を発生させるが、このECO装置を翼の内部に格納し、瞬時に水素化された自然燃料を利用して圧縮燃焼後、機体を動かして推力を生み出す事ができる仕組みだという。これは、なによりもジェット機に従来の燃料は一切要らなくなるのだ。ジェット燃料が必要ない分、機体の火災や自重の軽減、燃料コスト・航空運賃の削減・メンテナンスの簡略化など大幅な期待が得られる。勿論、航空機に限らず船舶を含む全ての輸送手段や発電等、世界全体のエネルギー消費効率が劇的に改善される。その上、CO2排出量を100%削減できる至りつくせりのマシーンで、なおかつ地球に硫黄や空気がなくならない限り半永久的に稼働できるのがこのマシーンの魅力だ。 これは航空機を例えているけれど、利用用途は上記のように無限に近い。何よりも地球の大気を利用して高エネルギーを生み出し、CO2ゼロの地球環境に優しいこのマシーンは、ノーベル化学・環境賞(新設)の授賞を何度あげても過言ではない優れたマシーンである。 また、新ECOエネルギーにより、エネルギー需要が消滅した国の対処については、利益を得た世界全体の新ECOエネルギー利益均等割りシステムで基金を創出して、利益を失った国に、経済が安定するまでECO基金で補填保証を行うなど、世界全体として不公平是正を配慮した取り組みの案を打ち出している。実はこの案の創設者は、ECOマシーンを開発・製造した民間零細企業である。 その至りつくせりマシーンの仕組みをもう少し説明すると、火山地域周辺で発生する硫黄ガスと海水を化学反応させて、それを空気の成分を調整した酸素と結合させて水素を取り出すという構造で、非現実的逆転発想で得られた発明である。水素を生み出すこのマシーンの動力資源は、すべて自然界のものである。この装置は硫黄と海水合わせて1立方m、重さにして約1tで、上記の航空機に使用した場合は、成田〜サンフランシスコ間往復を無給油で飛行できる。マシーンの大きさも航空機の場合は1平方メートル相当で、利用用途に応じて比例した大きさになる。また、製造コストや技術に至っては自然界の液体・気体を混ぜ合わせるだけなので中小の工場でも簡単に製造できる代物だ。さらに、このマシーンは唯一排出する副産物があるが、それは水である。これも水飢饉、水不足地域や水に悩む国などに設置すれば、一石二鳥を含む多大な成果が期待されるだろう。残された課題は、火山国でない国、海のない国への硫黄成分や海水の輸送コストのみであるが、この問題は些細なことである。また、このマシーンは現在、小型化(現状の約55%)に成功しており、ドローンや自動車等にも搭載可能であるという。 最後にこの画期的なマシーンを開発・実用量産化した社員数名の小さな企業は、商品技術の特許権を放棄して利益の半数を「地球を救う新環境ECO財団」へ寄付して創設した。 化学の常識は、常識を覆す非常識から生まれる事がある。また、環境維持は利益よりも勝る I hope for a future like this |
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2024年10月10日(ももやん) カメラ カメラといえばその用途は多岐にわたるけれど、当然だがカメラは何かを撮影する為である。カメラの活躍はここ数年間で非常に需要が伸びている。以前は限られた分野でしか使用されていなかったカメラは、半導体等の製造技術の躍進などで、個人では比較的に安価で手に入れる事ができる時代になった。そのカメラの身近な物と言えば、デジカメや携帯電話のスマホ、WEBカメラ、ドライブレコーダー等々である。例えば、スマホに内蔵されたカメラ・ビデオ機能においては、ひと昔前の高級一眼レフとビデオカメラの機能を足しても、今のスマホでの動画や写真解像度の方が勝るのだ。そのためか家電量販店に出向くと、ビデオカメラの展示が少なくなった気がする。さらに、スマホ売り場に於いては、携帯”電話”なのに映像の説明に一部の店員は力を注いでいる状況だ。 また、ドライブレコーダーに至っては、まさしくここ数年の間に急速に需要が伸びている。駐車場などでフロントガラスを見ると、カメラを取り付けていない車を探すぐらい、当たり前のように取り付けてある。昔は、レコーダーの設置は、ほぼゼロに等しかった訳だが、これもカメラと同様に記憶装置(メモリ)の大容量小型化と安価のおかげで消費が拡大しているのだ。そのおかげで、万が一の事故において警察や保険会社では参考映像や証拠映像に採用される場合もある。もしかしたら将来は新車販売において、メーカーの設置義務化がなされるかも知れない。車の話と言えば今やキーレス化が主流であるが、キーの周波数をマッチングして、いとも簡単に車が盗難される被害が多発しているけど、デジタル技術には必ず落とし穴があると言う事。それを防ぐには金庫のようにダイヤル式と鍵の仕様にすれば、盗難時間、ドアーや窓を壊してまでもリスク背負う不届き者は減るはずだ。・・・話がほとんどずれてしまったので元に戻したい。 次に防犯カメラである。これも昭和の時代は重要施設などでしか設置していなかった防犯カメラであるが、今では店舗や街頭、一般・公共施設、住宅等々に、ありとあらゆる場所に設置されている。例えば自宅からどこかに出掛けたりすると、目的地の間で必ず自分の姿が撮影されている。勿論、自宅がマンションならば、出掛ける直前から撮影開始である。 この防犯カメラの設備増設により治安維持の抑止力や犯罪検挙に役に立っている。これらのビデオカメラは日本だけではなく先進国や新興国などでも積極的に設置されており秩序や事情の抑止にカメラは貢献しているわけだ。近い将来は、もはやプライバシーなどはないかも知れない。どうしてもカメラが気になる人はオール黒の服装で帽子に黒メガネ、マスクといった格好で街を歩くしかないけれど、怪しい印象を受けるかもしれない。 そこで、本題のカメラだが、この先どこまで浸透していくのだろう、という話を進めたい。世界各地のジャングルで生活している先住民族はカメラを向けても拳銃や武器とは認識せず、自分たちを映していると判断するほど、カメラを知らない人間は恐らくいないだろう。その昔、首からカメラをぶら下げて歩くカメラマン風や観光客などの姿を見かけたりしたけれど、今やその姿はあまり見受けられない。が、しかし、現代の人達はカメラを持っていないように見えるだけで、実はほぼ全員がカメラ(スマホ等)を持っている。言い換えれば全員首からカメラをぶら下げているのだ。つまり、人はカメラ(映像)が大好きなのかもしれない。また、スマホで会話している人はごく少数で、大多数は映像か情報を見ているのだろう。 スマホのメーカー各社も携帯製造において、この状況が消費者が求めているのかメーカーなのかは定かではないけれど、各メーカーは画像や動画の画質にこだわり、日々進化を続け市場に送り出してしている。そのようにカメラに依存する社会は冒頭に記述した通り、街頭や全ての施設、道路、乗り物、個人所有に至るまで、さらに、政治・経済・社会・医療・科学技術などで用途は広範囲に及び、この先も拡大し続けていくだろう。映像は長い歴史に於いて、絵画から白黒写真、カラー写真、カラー映像、デジタル映像と技術の躍進と共に比例して高度化して行った。それと共にそれらの技術とAIを屈指して、写真や映像の加工技術なども日進月歩で進化している。その技術を応用して事実とは異なる映像や写真が、合成加工されて歪曲化した映像も可能となり、歯止めが利かない事象が危惧されるる時代になった。また、軍事利用にも欠かせないカメラを含め、世界は所狭しとカメラのレンズが目を光らせているのだ。 カメラの進化は経済の進化でもあり、歴史を残す重要な産物である。しかし、その用途の使い道を間違えると、ある一線を超える恐れがある。人の目に映る真実の映像が本来の映像であるならば、もう、カメラは人の目を乗り越えてしまったに違いない。 |
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